2017年10月17日火曜日

あなたが食べている卵はかなり危険かもしれませんよ?



スーパーの卵の賞味期限の危険


卵の賞味期限は産んでからではなく、
パックされてからの日数で決まっています。

パックした日が「製造日」だからです。
それまでに何日経っていようが、関係ありません。
産まれた日が違う卵も、もちろん混じっていますよ。


製造日は「最終加工した日」が基準なので、
例えば・・・売れ残った総菜のカツを、
トンカツ弁当に詰め直したり・・・
刺身やハムをパックしなおしたり・・・
そういったリサイクルで賞味期限が伸びるミラクルが起きるんです。

・・・怖いですね。



サルモネラ菌の危険

さらに常温で放置されている卵はサルモネラ菌の増殖のリスクが高いです。
10度以下で生まれてからずっと管理されていれば、
60日間はサルモネラ菌の増殖を抑えられるみたいです。

ですが、36度で放置されれば、たった1日で食中毒レベルまで増殖します。

温かい店内に常温で放置している卵を販売しているスーパーはたくさんありますし、
飲食店でも冷蔵庫の面積は限られているので、
大量の卵を常温保管しているところは多いです。




卵の殻の色で区別していませんか?


赤い殻の卵=高級
白い殻の卵=普通

こう思っている方はかなり多くいらっしゃいます。
当店の食育講座でも、全員が赤い殻の卵の値段が高いのは、
「良い卵だから」だと思い込まれていました。

実は卵の殻の色は、鶏の羽の色の違いだけなんです(笑)

だから、なにか特別に高級だとか、
良い卵だとか、そんなことは一切ありません。

こう言うと、
「本当に全然関係ないんですか?」と、
にわかに信じられない方もいらっしゃるのですが、
はい。
全く関係ないんです。
残念ながら。


ちなみに黄身の色は食べた餌の色の違いです。
カタツムリのフンと同じですね。

赤っぽく、濃い色の方が美味しそうに見えるから、
わざわざパプリカなどの色のついた餌を食べさせて、
色を変えているんです。

栄養が高いとか、そんなのは関係ないんですね。

そして、鶏の餌はそれほどまでに卵に影響を及ぼすということですね。




不健康な鶏から生まれる卵

卵を生む鶏がどういった環境で飼育されているかは、
一度はご覧になられたことがあると思います。

身動きをとることができない狭いケージで、
ひたすらに餌を食べて、
卵を生む。
排卵ペースが遅くなると処分されて鶏肉に変わります。
これがおよそ1年です。

食べるものはアメリカ産トウモロコシなどの穀物中心のハイカロリー食。
それに加えてビタミン、抗生物質、ホルモン剤やらを食べさせます。
こういったものは卵に影響を及ぼす可能性はかなり高いでしょうね。

不健康な鶏から生まれてくる卵。
大量生産されている卵は1個10円程度で売られているので、
鶏の健康までコストかけてられませんよね。





コレールの卵は?


コレールで使っている卵は普通の卵ではありません。
奈良市都祁の「ふじたに農鶏苑」さんの「こがね卵」を使っています。
この卵は奈良オーガニックマーケットでも完売多発の大人気の卵です。
「平飼い」と呼ばれる、
自由にのびのびと育てるスタイルで飼育され、
有害な物質を含まない餌で育てられた鶏から生まれる卵なので、
その数にも限りがあります。
当店では、できる限り多く仕入させてほしいとお願いして、
特別に毎週50個ほど仕入させてもらっています。
それでも1週間で50個。
とても希少な卵です。
そんな卵を使って焼いた米粉のポップオーバーやパンケーキ。
スペイン風オムレツのトルティージャは絶品です。
ぜひ最高の卵を使った当店の料理をご賞味ください。

米粉のポップオーバー
スペイン風オムレツ・トルティージャ







参考記事


グルテンフリー&オーガニック
Runner's BAR CORRER
ランナーズバル・コレール

奈良市福智院町31-2
0742-93-8484
10時から22時
木曜定休


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